くうそうは

「空想は感情に似ているが感情とは反対のものである」

出勤して毎日日めくりをめくることにめくるめいている。
上のことばは、先日の2024年12月1日(日)分の日めくりに載っていた格言。
作者はパスカル。

でもこのことばの意味がよくわからない。

空想は感情に似ている?
空想と感情の立ち位置はどうなってるの?
感情の反対のものってなんなんだ?
で、結局何が言いたいの?

このことばを次のように置き換えてみる。

「AはBに似ているがBとは反対のものである」

するとこのことばのわかりにくさは、「似ている」という特性の評価と、「反対のもの」という空間的な評価を並べているところにあるのではないかと思えてくる。

そこで、この2つの評価をわかりやすくするために、「似ている」=「近くにある」と言い換えてみると少しはわかりやすくなる。

「AはBの近くにあるがBとは反対の位置にある」

このことばを空間的に把握してみよう。

まず「反対」を活かすために、空間に「中心点O」を導入する。
AとBをOを挟んで反対の位置(Oを中心とする回転対称の位置)に置く。
それからその図を眺める視点を、AとOとBの3点を結ぶ線分の端点に置く。
そしてA、O、Bを眺めてみる。
すると(視点がAに近い端点にあるとすると)AとOとBが重なってあるいはごく近くに見えるはずだ。

地球と月と太陽が一直線に並んでいるような状態を想像してもらえばわかりやすい。
(皆既日食?)
そのとき地球と太陽は月を中心に反対の位置にあるが、直線軸から見ると近くにあると思える。

だとしても、結局それが何を意味するのだろうか?

頼りのChatGPTに尋ねてみても、あまり要領を得た答えを出してくれない。

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