2日ほど前のこと、これまで車を運転してきて初めて気がついたことがある。

フロントウインドウの上の方、天井近くの部分に、後ろを見るためについている鏡(以下バックミラー)を見ていると、リアウインドウが映っているのはあたりまえとして、でも視点を下げてみると、はっきり写っているリアウインドウの上にも、ぼんやりした(光量の不足した)リアウインドウが見えるのだ。

え?どこかで反射してる?

と思って後ろを振り返ったけど、それらしき現象には気がつかない。
(運転中は危ないので前を見ましょう)

もしかして?と思って、今度は視点を少し上にずらして、はっきり写っているリアウインドウの下の部分を見ると、やっぱりテキサス!ここにももう一つ、ぼんやりしたリアウインドウが写っている。

さらに下、さらに上を見てもこれっきりで、結局ぼくの車のバックミラーには、はっきりしたリアウインドウが一つ、ぼんやりしたリアウインドウがその上下に一つずつ、合計3つのリアウインドウが写っているのだった。

この仕組みが、ぼくの車だけの特殊な状態なのか、それともどの車のバックミラーもそうなっていることなのかわからない。(このことに気づいてから、まだ他の車に乗っていない)

この仕組みが、なにかのために作られたものなのか、だとしたらなんのためなのか、大体がこの現象はどのようにして発現しているのかもわからない。

宇宙のランデヴー』(アーサー・C・クラーク、早川書房、1973)に「ラーマ人」という宇宙人が出てくるのだけど、

「ラーマ人は何ごとも、三つ一組にしないと気がすまない」

というフレーズはとても印象深くて、読後相当時間が経った今でもよく覚えている。

ぼくの車のバックミラーは、ひょっとして「ラーマ人」仕様なのか?

《参考from 「偽日記@はてなブログ 2000-01-02」》