『進撃の巨人』第22巻の中程を過ぎたあたりに、ユミルがヒストリアに宛てた手紙の文面が載っている。
〝
どうも世界っていうのは
ただ肉の塊が
騒いだり動き回っているだけで
特に意味はないらしい
そう 何の意味もない
だから 世界は素晴らしいと思う
再び目を覚ますと
そこには自由が広がっていた
私はそこから歩きだし
好きに生きた
悔いは無い
〟
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ぼくはこういう意見が大好き。
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世界に意味はないけど、ルールはある。
そのルールはどこかに書かれているわけではない。
新しいルールを発見することは新しい”生きる”が生まれることでもある。
そのルールを述べることはできないけど、感じることはできる。
そのルールは解釈は許すけど、変えることは許さない。
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これはあらゆる芸術作品にも共通して言えることじゃない?
この”ルール”のところに”ビール”を当てても成り立つぞ!
こうしてぼくたちは、世界の”ルール”と遊ぶ。
《参考from 『進撃の巨人』諫山創、講談社、2009-2021》